シフォンケーキのレシピに卵白を増やしたレシピが多い訳

シフォンケーキのレシピは、卵白を増量させたレシピが多い傾向があります。
なぜ卵白を増量させるのかと言うと、卵白を増量させることにより、食感がふわふわ・柔らかくなるというメリットがあります。
チョコレートやココア等のような油脂分が高いシフォンケーキを作る場合、卵白を増量させるメリットは失敗しづらくなるというメリットがあります。

卵白を増量させることは、とてもメリットがありますよね!
でも逆にデメリットも私はあると思っています。
卵黄が余ることにより、卵黄の使い道に困るというデメリットです。
大型店舗ではないからこその卵黄・卵白使いきレシピ
パティスリーで作るシフォンケーキは、規模にもよりますが大きなお店、系列店が沢山あるお店等は、卵白だけが既にパックされているものを使っていたりします。
レシピも卵黄○個、卵白○個ではなく、 卵黄○○g、卵白○○gだったります。
製菓学校のレシピも、○個ではなく○○gレシピのものがシフォンケーキに限らず多かったですね。
でも、g単位のレシピは拘りがあってとてもすごいとは思うのですが、私はそこを求めていません。
だって主婦目線で考えると卵黄だけが残ってしまうレシピは卵黄の使い道にとても困るから。
gレシピだった場合、卵黄だけではなく卵白も余ってしまいますしね。

例えば、シフォンケーキのお教室を週3日開催したとします。
お客様は2名で開催した場合、私のレシピは卵を4個使うので、卵白を一個増量させると、
講師デモンストレーション分の卵の必要数=卵黄4個・卵白5個
お客様実習分の卵の必要数(2名)=卵黄8個・卵白10個
一日のトータル数=卵黄12個・卵白15個
一週間で使う卵の総合計数=卵黄12個・卵白15個×3日=卵黄36個・卵白45個
1日ですら、卵黄が3個も残ってしまうのに、これを週に3日お教室業を開催したら9個も残ってしまうんですよね。
これは一例ですが、卵白増量レシピの場合こういったこともあり得るということなんです。
シフォンケーキを作ることで余った卵黄を使いきることって出来ますか?
私は出来ないです。だから、私は卵黄卵白を使いきりレシピに拘っているんです。
主婦目線・お家教室だからこそ考えたレシピ
ponpon ippaiのシフォンケーキが他のシフォンケーキと違うところは、色々あるのですが、その一つに卵黄と卵白使いきりで、ふわふわしっとりの食感を出すことに拘っています。
油脂分の高いココア等のシフォンケーキわ作るときも、卵白増量させるシフォンケーキのレシピが多い中、ponpon ippaiのシフォンケーキは卵黄と卵白同じ個数を使用し、粉や油、水分を色々微調整させてシフォンケーキ独特の食感を出す工夫をしています。

ponpon ippaiの米粉シフォンケーキレシピを使用してお教室業をやってみたい方や販売をしてみたい方がおられた時に、余った卵の使い道に困り破棄するようなことがあったら、本当にもったいないと思います。
主婦である私がこうだったら良いな~を形にした米粉シフォンケーキが沢山の方に広まりますように。