ミネラル×発酵ごはん&米粉おやつ教室を主宰しております、KEIKOです。
ブログにご訪問頂き、ありがとうございます。
お菓子作りを上達するには何が大事だと思いますか?
・製菓理論!?
・テクニック!?
・道具!?
他にも色々あると思いますが、本日はお菓子作り上達させるために必要なことをお話し致します。
「レシピ通りに作っているのに何故か失敗してしまう」
「お菓子教室で教わった通りに作っているのに、先生とは全然違うものが出来てしまった」
この原因は、もしかしたら○○が原因かもしれません。
お菓子作りを成功させる為にはスピードが命
お菓子作りには、とってもスピードが大事になってきます。
とは言っても、お菓子作り初心者さんはスピードを意識して作るのは中々難しいですよね。
私はお菓子作り初心者でもないですしパティスリーで働いているくせに、失敗が怖くて、かな~り慎重に・・・慎重に作業を進めてしまうところがあります。←現場は失敗は許されないので・・・。
でも・・・慎重にやることはとても大事なのですが、あまりにも慎重にやり過ぎると失敗の原因にもなる可能性があります。
お菓子作りは、繊細さもとても大事ですが作業スピードなくしては成功は中々難しいんです。
スピードが大切な理由とは?
例えばですが、
【ケース①】ベイキングパウダーを使用して作るお菓子の場合
ベイキングパウダーを使用したお菓子と言えば、ホットケーキや蒸しパン等様々なお菓子で使用されています。
特に米粉のお菓子には、よくベイキングパウダーが使用されていることが多いのですが、ベイキングパウダーを入れてあげないと上手く膨らまずネッチとした食感の重たいものが出来上がってしまうので、入れてあげるレシピがとても多いです。
(材料や作り方によって米粉でもベイキングパウダーを入れずに美味しく作れるものもあります)
ベイキングパウダーは水分とあわさると反応が始まってしまうので、粉とベイキングパウダーを入れて混ぜたら型に流して、すぐに焼かないと上手く焼き上がらないんです。
丁寧に書いて下さっているレシピ本もあるかと思いますが、書かれていないレシピ本をお持ちでしたら要注意!!!
レシピ本に沿って忠実に作っているのに失敗ばかり・・・という方がおられました、もしかしたスピード!?が足りなかったのかも。
【ケース②】クッキーのようにバターを使用する生地の場合クッキーの作り方は、
柔らかくなったバターに砂糖を加え白っぽくなるまで混ぜる→粉を入れてゴムベラで混ぜる→伸ばしたり成形等して焼く
ざっとこんなかんじでしょうか!?
バター生地ですので、混ぜ過ぎてバターを溶かし過ぎてはサクッとした食感のクッキーには仕上がりません。
バターは一度ドロドロに溶かしてしまうと冷蔵庫でいくら冷やしたとしても元の状態に戻すことは出来ないんです。
私の体験談ですが、若かりし頃、製菓理論を無視した作り方をしており、バターと砂糖を混ぜるまでは良いのですが、その後の粉を入れて混ぜる段階で何度も混ぜ、挙句の果てには練っていた・・・ということがありました。
結果はザクザクなものが出来上がり、サクッとしたクッキーとは程遠い出来上がりでした。
ですので、クッキー生地も時間を掛けて作れば美味しいものが出来るのかと言うと全く違うんです。
※小麦粉の場合、グルテンが原因で失敗することも考えられます。
今回はグルテンがない米粉を使用したことを前提に説明をさせて頂いております。
今回は2ケースご紹介させて頂きましたが、他にもお菓子作りにスピードが大切なものはあります。
お菓子作りって、失敗しないように作りにはスピードっで本当に大事なんです。
私がスピード!スピード!ばかり言うものだから、お菓子作りのハードルが上がってしまいそうですが大丈夫です。
お菓子作りに慣れるまでは、大変かもしれませんがお菓子作り初心者さんでも今日からでも出来るアドバイスをお話しします!
作業効率を考える
先程は製菓理論的なお話をしてしまいましたが、お菓子作りは段取りをちゃんと組むと無駄な時間もなくなり、作業効率が上がります。
作業を始める前にオーブンを予熱させておくことや、振るっておかないといけないものは事前に振るっておく等、作業全体を頭の中でシュミレーションしてから作ると、良いと思います。
いざ粉を入れようとしたら振るっていなくて、振るっている間に生地がどんどんダメになっていく・・・とか、生地完成!!!思ったらオーブン温めてなかったーとか。
せっかく作ったのに台無しだなんてショックですもんね。
お菓子作りをする際は、製菓理論も大事になってきますが”スピード”も意識して作ってみて下さいね!
参考にして頂けると、うれしいです!