日本で一番多いと言われている難病
今日は毎月恒例の大学病院での診察日。
2年前緊急入院になってから、毎月大学病院で診察を受けに来ています。
私が患っている潰瘍性大腸炎という難病は年々患者数が多くなり22万人以上患者さんがいると言われています。
病気を治す治療はないため、薬物治療で症状を抑えることしか出来ない病気。

私は30歳の時に発症しましたが、もっと若い子供でも発症して苦しんでいる子もいます。
子供の場合、学校へ通わなければならないので腹痛、下痢が続くのは精神的にも辛い病気だと思います。
発症した本人が一番辛いとは思いますが、苦しんでいる姿を見る家族も辛いはず。子供が発症したら、何で我が子が?私が変わってあげたい。と思うはず。
良くなったと思ったら、風邪を引いただけで悪化させてしまうこともあるので感染症にも気をつけなければなりません。
元々、潰瘍性大腸炎という病気は欧米で多い病気なので日本の食事が欧米よりになったことも発症した理由の一つではないかと!?とおっしゃる方もおられます。
私はこんな病気になってしまったけれど、クヨクヨ考えていてもしょうがないので悪化させないよう腸内環境を整え、免疫力をアップさせる食事をするようにしています。
病気だろうと病気でなかろうと食事は生きていくためには大切なこと
健康な内は、不摂生したところで何ともないし健康であることが当たり前だと思っている。
私自身、若い頃は仕事が忙しく、そしてお金もなかったので、夕飯に食べるものは白米にふりかけとか、もっともっと小さな時は親が仕事忙しかったこともあり、ジャンクフード、お惣菜が夕飯だったりしていました。

この頃はとても元気で健康だったし、まさかその数年後に難病を患うなんて思いもしなかったです。
人生何が起こるかわからないですね。
でも健康だったけれど、一つだけ体の機能が正常ではなかったんです。
それが便秘!!!
10代の頃から便秘で20代の時も便秘で、若いのに下剤頼っていた時もありましたし、お腹が痛くて本当に苦しんでいました。

まぁ当然のことなのですが、私の母も妹も便秘症。それゃ同じ食べ物食べてるのですから当然ですよね。
私自身が便秘でしたし、娘には私と同じような苦しみは知ってほしくないと思ったので食事はかなり気を付けました。
私の周りの友人は、食にはあまり無頓着で市販のお菓子も日常的に与える、甘いジュースも飲ませているのに、子供は健康で全く便秘に悩まされていない子ばかり。
我が家の娘ちゃんは好き嫌いがほとんどないので、お野菜もモリモリ食べるし海藻やキノコも食べさせている、便秘に良いと言われているものを食べさせているのに何で?????我が家の娘ちゃんは便秘なの?って、とても悩みました。
もう便秘なのは遺伝なのかな。。。と思ったときもありましたよ。
排泄機能がしっかり出来ていないと、デトックスが出来ず老廃物が体に溜まっていってしまうんです。
今の世の中、完全無添加ってかなり難しいので毎日毎日何かしらの添加物を摂取しているとなると、その体に溜まったものを排泄しなければ腸内環境は乱れ、それが血液を巡り、どんどん体には不調が現れます。
私が日々、腸内環境を整える食事をしているのは、これからも健康でいる為。
娘のためにも親が健康でなければいけませんから。
健康な体は日々の積み重ね
難病を患って大学病院に行く度に思うこと。
苦しんでいる方達を少しでも食事からサポート出来ないか。食事が楽しいと思えるようになってもらいたい。
理由はまだはっきりしていないけれど、腸内細菌が病気を起こした要因の一つなのではないかと私は思っていて。
年々増加傾向の潰瘍性大腸炎という病気をこれ以上増やしたくないですし、病気で苦しむ人を増やしたくない、万が一病気を患ってしまっても体に負担の掛かりにくい食事は一生続けていかなければならないので料理が苦手でも簡単に作れる料理を教えてあげたい。
そんな風に思いました。
腸内環境を良くなければ、この病気はやはり悪化してしまうでしょうし腸内環境を整える、良くすることは必須なこと。
便秘って病気ではないからと安易に放置しがちですが、便秘を放置していると大腸がんのリスクだって上がります。
大切な家族のためにも、腸内環境を整える食事を大切にしていきたいですね!